番外編 その4 潜在感染者の検知方法2

2021年08月27日

 新型コロナウィルスに感染しているかどうかを最終的に診断するのはPCR検査ですが、

民間の検査機関を使えば手間がかからないとはいえ、やはり2-3時間は必要となります。

 イベントなどの入場や、飲食店での入店でのチェックとして採用するなら、30分程度で

検査結果がでて、感度もPCR検査とほぼ同等ということから空港などで実施している定量

抗原検査か定性抗原検査のうち、検査機器を使うものということになると思います。

 

家庭で検査するとすれば、やはり簡易キットの抗原検査となるでしょうが、「自分は大丈夫」

という人から、感染が広がっていく状況を考えると、人の多く集まるところである程度義務的

に検査をすることが必要かもしれません。小さい店では、いくつかの店が共同の検査場を設け

て、陰性確認をしてからそれぞれの店に入店させるようにするなどしていくことも考えられる

のではないでしょうか? 

 

  もちろん、検査機器や検査スタッフは、信頼性保証を受けて請け負う民間会社が必要です

し、これまで通りのマスク着用、店の換気など感染対策の継続はすべきですが、酒類の提供や、

営業時間の短縮緩和などができると思います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Covid-19の抗原・抗体検査について(鈴木忠樹, 2020)より                                 2021.8.27

 

 

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