澁谷徹 代表代行(副代表)による5月21日 ミニ講演会のお知らせ

2022年05月02日

オルタナティブな日本をめざして 第75回
「化学物質とエピジェネティクス」(渋谷徹さん:新ちょぼゼミ)

2022年5月21日
 
https://drive.google.com/file/d/11vlYlKmkRZGRNnCazp8FhlkjsSqbOhFE/view?usp=s
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 人間の生命の営みは遺伝子が支配していると言われてきましたが、実は、その遺伝
子は「エピジェネティクス」というさらに高度なメカニズムで支配されていること
が、かなり以前に発見され、その解明のための研究が続けられてきました。「エピ
ジェネティクス」とは、DNAの配列変化によらない遺伝子発現を制御・伝達するシ
ステムである」と定義されています。簡単に言えば、遺伝子発現のON・OFFス
イッチのことであり、これが発生過程や生命の機能維持にとって重要です。
 「エピジェネティクス」という言葉は、個体発生に関する説の1つである「エピ
ジェネシス(後成説)」と「ジェネティクス(遺伝学)」を起源としています(C.
H. Waddington, 1942)。「エピ」はギリシャ語で「後で」や「上に」という意味の
接頭語で、遺伝学「ジェネティクス」を超えるという意味になります。
 今回は、この「エピジェネティクス」について、特に化学物質との関係に注目しな
がら、基本的なお話を、この分野の専門家でいらっしゃる澁谷徹さんにしていただこ
うと思います。人間の生命の営みを、現在の生物学の最先端分野である「エピジェネ
ティクス」から理解し、その知識を医学を含めた様々な分野で活かしていくことが期
待されています。この機会をお見逃しなく、皆様のご参加をお待ちいたします(な
お、最初の1時間で主催者側より別テーマでのプレゼンを行う予定です)。

講師:澁谷 徹(しぶや とおる)さん
環境エピジェネティクス研究所所長・健康エピジェネティックネットワーク副代表・
環境エピゲノミクス研究会(前代表幹事)・日本毒性学会(前評議員)・日本エピ
ジェネティクス研究会

 <次第>
日 時:2022年5月21日(土)13時半~16時半(開場13時) 
会 場:スペースたんぽぽ 参加費(資料代含む):800円(学生400円)
 高橋セーフビルの1階 JR水道橋駅西口から5分
 水道橋西通りを神保町方面に向けて左折、グローバルスポーツビル、
 セブンイレブン、鉄建建設本社ビルを過ぎて、次の交差点(酒屋さん)を右折、
 ケバブ店の隣
 東京都千代田区神田三崎町3-1-1  tel 03-3238-9035 fax 03-3238-0797 
 Email: tanpopo3238@gmail.com URL: http://www.tanpoposya.com/